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4年目の節目に思うこと

2016/06/03
6月になりました。

なんやかんやで、このRed Rice 自然農園も4年目に突入です。
丸3年続けたということで、まずは最初の一山を超えたかな。
石の上にも3年。
3年座りつづければ冷たい石も暖かくなる、あきらめずに辛抱すればなんとかなる!
ってとこでしょうか。

いよいよここからは第2ステージです。
永続的に続けていくにはどうすればいいのか、
これからが、プロとしての真価を問われるところでしょう。

ひとつの節目として、いままでに感じた事などをまとめておこうと思います

①儲かるのか?
よく聞かれるので、最初に書きます。
初対面でいきなり「儲かるの?」って聞かれることが多いのですが、
どう答えればいいのか分からないので、「儲かりません」って答えています。
けっこうこれはひっかかっています。
ぼくには、儲かるならやる、儲からないならやらない。
って聞こえてしまいます。
でも、お金は人の役に立ったあとの対価であって、
考え方や活動内容が大切なんちゃうかなーと思います。
なので、質問の順序が逆と思ってます。

はっきり言って、自然栽培は大量生産、大量消費の流れには入れません。
自然な量しかできないです。
なので、笑いが止まらないような儲け方はできない方法です。
だけど、一般的な生活を営むことはできるんじゃないかと思ってます。
まだその域には到達してませんが手ごたえはアリ。

二宮尊徳の言葉
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
このどちらにもならないよう、これからも精進します。

②肥料を使わなくても育つ?
これは、ハイ。
ただし、いろいろ条件はありますが、
その条件が満たされていれば、肥料は使わなくていいと感じてます。
条件が一番いいのは、長年使われていない遊休農地。
一番良くないのは、計算せずに化成肥料などを投入しまくった、家庭菜園の跡地。
地力が全くないです。
あとは排水性などの物理性ですね。

③農薬は必要ない?
これも、ハイ。
肥料を使わないとあまり来ないようです。
来てもめちゃくちゃなことにならないです。
弱っている株は虫がめっちゃ来ます。
そしてそのまま淘汰されます。時には復活します。
虫が来るから弱るんじゃなくて、弱ったから虫が来る。
これめっちゃ感じます。
人間の病気といっしょですね。
虫の知らせ。何かがおかしいことを教えてもらってます。

以上
もっといろいろあるんですが、とりあえずこんなところで。
これからも明らめずに、明るい未来を想像して頑張りまーす!
いつも応援(拍手)ありがとうございます

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20:47 自然栽培への思い | コメント(2) | トラックバック(0)

朝日新聞南京都版に掲載していただきました

2015/11/14
本日、朝日新聞 南京都版の 『やましろ人歩記』 のコーナーに

Red Rice 嫁の取材 を掲載していただきましたー☆


今週が上(第一回)、来週が中(第二回)、再来週が下(第三回)と

3回に亘って登場させていただきます。

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恥じないように精進しなければいけない思いです。




>>続きを読む・・・
09:50 自然栽培への思い | コメント(0) | トラックバック(0)

放射能について

2014/03/22
天気が乱れてますなー
昨日は、曇り→みぞれ→晴れ→小雨→あられ→強風

育苗ハウスを開けるか、閉めるか、分からん!
いろいろなバタバタが重なって、ブログの更新も久しぶりに。

ところで、最近お問い合せの多い内容が放射能測定に関することです。
なので当園での状況を書いておきます。

まず、一番聞かれる放射能測定はしていません。(土壌、出荷品ともに)
近隣農家さんや、行政からも検出されたという話を聞いたことがなく、
いまのところ必要ないと考えています。
状況が変われば検討します。

圃場に関して、肥料や堆肥などは投入していません。
自家で出たわらや野菜くずなどを乾燥させてまくことはありますが、それもごく少量です。
以前、水没した圃場には、土壌回復のため、自家わらをたくさんまきました。
それも今後はやめようと思ってます。わらは田んぼに帰した方がよい。
基本的には、枯草を圃場にすきこむことで土壌を改良します。
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育苗は、土と堆肥を混ぜたものを使っています。
土だけだととうしても締まってしまい、気相を確保するために堆肥を入れます。
IMGP2231.jpg

堆肥は植物性原料100%で、放射能測定結果が検出されていないものを購入しています。
今後はどうなるか分からないので、地元の剪定くずのみを積み上げて作った堆肥を
もらってきました。
IMGP2214.jpg


さらに、自前で堆肥がつくれるように囲いを作りました。
刈った雑草を4~5年積み上げて堆肥を作ろうと思っています。
時間がかかるので、しばらくは前述の堆肥を育苗に使いますが、
最終的にはこれに切り替えたいと思ってます。
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しかし、余計な心配をしなくてはいけない時代になってきましたね。
経済性と安全性のジレンマに陥いる今日この頃です。
でもね、どこの現場にも貼ってる「安全第一」
これが基本ですね。




06:21 自然栽培への思い | コメント(0) | トラックバック(0)

自然栽培について

2014/01/23
ハウス内、小松菜の3回転目が発芽しました。
肥料をまったくあげずの連続作付。さーて育つのでしょうか?!
IMGP1764.jpg

ということで、先日コメントでもいただきましたので
今日は気合を入れて、無肥料・無農薬自然栽培について自分の思いを語りたいと思います。

まず、無肥料・無農薬自然栽培とは、肥料(化学・有機問わず)、
農薬(殺菌剤・殺虫剤・除草剤などの有機JAS認定を含むすべての薬剤)を使わずに、
栽培する農法です。
ただし、無肥料・無農薬とは不使用という意味で、不可抗力的に来るもの(近隣からの飛散、侵入
購入種子の消毒など)までは完全には排除できていません。できるだけ努力はしますが。
本当はそこまでできればいいのですが、そうすると圃場条件や種子は自家採取など、
選択範囲が大幅に狭められ、身動きがとりづらくなってしまいます。
自分の思いだけ通ればいいというのはよくないと考えてます。
いろんな栽培方法を尊敬していますし、学ぶべきことがたくさんあります。

では、なぜ肥料や農薬を使わないのか?
無農薬は最近でも増えてきており、理由もそれなりに分かると思うのですが、
肥料を使わないという方は、本当に少ないです。
先日もオーガニック栽培をしている方の会合に行ってきましたが、
肥料を使わない方は、うちともう1農家さんだけでした。
なので、日本の全農家さんの割合からするともっと希少。
結構、情報交換量も少ないです。
それでもこだわる理由。それは、大きく二つあります。

1. 肥料を使わないと、虫が来ない
肥料分(養分)は植物が育つために必要です。ただし吸収が多すぎると処理しきれず体内(特に葉)にためこみます。
養分過剰となった植物にためこまれるのはアミノ酸・糖類で、タンパク質分解酵素を持たない虫たちにとって
直接いただけることはとってもありがたいわけです。(タンパク質が分解されてアミノ酸になる)
つまり、養分過剰になった植物は虫の大好物。なんせすぐに栄養としていただけるので。
でも、植物にとっては、ぶくぶく太らされた状態で、病気や虫の抵抗が減った状態です。
健康状態の悪いものを虫が食べてくれるとも考えられます。
人間でも同じなのですが、肥満になるといろんな病気のもとになります。
病気(=虫がつく)とは体の異常サインとも言えますよね。

2. 肥料を使わないと、美味しい
肥料分のうちの一つ窒素は、そのままでは植物は吸収できず、
土壌微生物が分解した硝酸態窒素という状態で吸収されます。
これもまた必須養分なのですが、ためすぎると苦みやえぐみになります。
そして、人間の体内に入ると酸化力が強く、ヘモグロビンから酸素を奪います。
また、体内でタンパク質などと結合するとニトロアミンという発がん性物質になります。
まあ、極端な例だと思ってますので、大きく語ることではないと思いますがご参考まで。
いずれにせよ、苦み・えぐみ成分が少なくなるので、野菜本来の味が出ます。
なんぼでも食べれるような、すっきりした味わいです。
この方法であればだれでも美味しい野菜が作れるのが魅力ですね。
肥料をあげればもちろん旨いんですよ。
そのさじ加減が難しいので、思い切ってあげないほうが簡単とも言えますね☆
天然の鯛も養殖の鯛もおいしい!その美味しさがそれぞれ違うのとよく似ていますね。

と、結局こちゃごちゃ理屈っぽく書いてしまいましたが、
美味しくて安心、そして今求められている(と思っている)のでやっています。
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