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冬野菜はなかなか難しい

2014/01/31
どんどん畑を片づけていって、もーほんとに出荷できるものがないです!
いかんなー(>_<) 台風がっていうのも所詮は言い訳です。
端境期対策をきっちり考えなくては。

いまあるのが、ちいさい大和真菜。
小さいけど、味は甘くておいしいので、出荷しようかなと思ってます。
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小松菜
11月末まきだけどまだこのサイズ。
寒くてなかなか大きくならないです。
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赤からしな
12月上旬まき
もーちょいで出荷できそうなんですが・・・
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こんなんで、5月まで収獲なしでは、ヤバいですね。
少なすぎて、野菜セットも組めない。
冬野菜、難しい。。。
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23:14 作物の様子 | コメント(0) | トラックバック(0)

野菜パウダーを試作

2014/01/29
Red Rice 自然農園の新しい試み。

無農薬・無肥料自然栽培野菜パウダー

野菜を乾燥させて、パイマーミルで砕いて、微粉末状にしたものです。
ケーキやクッキー、スムージーなどに混ぜたり、離乳食、おかゆなどの流動食にまぜる、
そのほかいろんな食材に混ぜて使えます!
素材はもちろん、加工中も何にも加えていないので、安心していただけますよ。
ちょこっとずつ使わないと濃いですけど。元の重量の15分の1くらいです。

まず小松菜を乾燥庫で乾燥して、
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ハイパーミルへ入れて、
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ブイーンと1分で小松菜パウダーの完成!
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まだまだ試作中ですが、目途がついたら販売していく予定です☆
22:22 加工品 | コメント(4) | トラックバック(0)

復元!

2014/01/28
毎日、毎日、溝を切っております。

先日、新しく田んぼを借りることになりました。
新たにお借りする田んぼは2.3反。
これで、畑6反 田4.5反

・・・いつの間にか1町(10,000㎡)に
就農1年目でこの勢い大丈夫でしょうか!?(正確には就農8か月目)
まー、生計をたてていくにはこれくらいないとね!
・・・2年後にはさらに倍になる予定。

ってことで、遊休荒廃地の開墾です!

こんなかんじで草を刈っていきます。
いつアシナガ蜂が飛んでくるかわからないので、フードをかぶってます。
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ビフォアー
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アフター
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耕作放棄地の開墾も慣れてきました。

開墾や溝切は冬場に限りますね!
夏は暑いは、ハチは来るわ。今回は1匹もいませんでした。


23:41 作業日報 | コメント(2) | トラックバック(0)

自然栽培勉強会

2014/01/25
この2日間、自然栽培の勉強会に行ってきました。
東京のビックサイトで開催され、全国から88名が来られました。
それぞれの栽培結果などを報告し合って、勉強し、情報交換・つながりをもちましょうと
いう会です。
東京で開催だからなのか、東日本から来られた方が8割、西日本が2割でした。
北海道や東北からもたくさんお見えでした。
近畿は3名(3%)・・・少ないですねー!まーこれは頑張らなあかんなと改めてふんどしを
締め直したところであります!

先日書いた記事に非常にタイムリーでもあり、気づいたこと、ハッと感じたことを
ばーっと箇条書きにしていきます。
(なんせ、いっぱい詰め込みすぎて処理しきれていないです)

①土壌微生物は多様性であることが重要。偏ったり、とある菌のみが突出すると
 すきまをぬって、病原菌がくる。
②病原菌は弱い存在なので、空いているすきまにしか入れない。
③微生物はそれぞれ役割があり、多くて45種類、少ないと1種類の分解をする。
④何一つ無駄なものはなく、それぞれが役割を果たしている。良い菌、悪い菌と呼ばれるものも。
⑤多様性指数が高い(何がきても分解される)ほど、連作障害の発病率が低い。
⑥障害を持った方(人間界の話)も重要な存在であり、通常ではありえない高い能力を持っている。
 昔は、一番高いお墓に埋葬されていた。 失われた技術、マヤ文明も。
⑦微生物は酸素を必要とする。耕起する方がよい。
⑧土壌は肥えている順に次のように変色する。 黒→赤→黄→灰色
⑨微生物が活動するにはエサとして炭素が必要。何かの形で与えないと枯渇する。
⑩何も投入せずに続けた場合、肥料分がなくなり、20~30年後に育たなくなる可能性。
⑪草などを枯らして、すきこむ方が多い。
⑫新規就農者の販路は直販から始めるのがよい。
⑬自家採種しないといずれ育たなくなる。はじめはよくできる。勘違いする。

もーっといっぱいあるのですが、とりあえずこれくらいで。
いろんな方の意見を順番気にせず書いてみました。

とにかく感じたことは、物事を大きくみることと小さく見ることの両方しなければいけない。
とくに細部にこだわりすぎてしまうので、行き詰らないよう、大きくみることが必要。
微生物の世界も人間の世界も一緒だなと。
誰一人無駄な人はいなく、それぞれ役割があり、互いのすきまを埋めるようになっていること。

よく学び、だけどごちゃごちゃ考えず、とにかく実践。
頑張ろうと心に決めた勉強会でした。
ありがとうございます!


 

23:09 作業日報 | コメント(0) | トラックバック(0)

自然栽培について

2014/01/23
ハウス内、小松菜の3回転目が発芽しました。
肥料をまったくあげずの連続作付。さーて育つのでしょうか?!
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ということで、先日コメントでもいただきましたので
今日は気合を入れて、無肥料・無農薬自然栽培について自分の思いを語りたいと思います。

まず、無肥料・無農薬自然栽培とは、肥料(化学・有機問わず)、
農薬(殺菌剤・殺虫剤・除草剤などの有機JAS認定を含むすべての薬剤)を使わずに、
栽培する農法です。
ただし、無肥料・無農薬とは不使用という意味で、不可抗力的に来るもの(近隣からの飛散、侵入
購入種子の消毒など)までは完全には排除できていません。できるだけ努力はしますが。
本当はそこまでできればいいのですが、そうすると圃場条件や種子は自家採取など、
選択範囲が大幅に狭められ、身動きがとりづらくなってしまいます。
自分の思いだけ通ればいいというのはよくないと考えてます。
いろんな栽培方法を尊敬していますし、学ぶべきことがたくさんあります。

では、なぜ肥料や農薬を使わないのか?
無農薬は最近でも増えてきており、理由もそれなりに分かると思うのですが、
肥料を使わないという方は、本当に少ないです。
先日もオーガニック栽培をしている方の会合に行ってきましたが、
肥料を使わない方は、うちともう1農家さんだけでした。
なので、日本の全農家さんの割合からするともっと希少。
結構、情報交換量も少ないです。
それでもこだわる理由。それは、大きく二つあります。

1. 肥料を使わないと、虫が来ない
肥料分(養分)は植物が育つために必要です。ただし吸収が多すぎると処理しきれず体内(特に葉)にためこみます。
養分過剰となった植物にためこまれるのはアミノ酸・糖類で、タンパク質分解酵素を持たない虫たちにとって
直接いただけることはとってもありがたいわけです。(タンパク質が分解されてアミノ酸になる)
つまり、養分過剰になった植物は虫の大好物。なんせすぐに栄養としていただけるので。
でも、植物にとっては、ぶくぶく太らされた状態で、病気や虫の抵抗が減った状態です。
健康状態の悪いものを虫が食べてくれるとも考えられます。
人間でも同じなのですが、肥満になるといろんな病気のもとになります。
病気(=虫がつく)とは体の異常サインとも言えますよね。

2. 肥料を使わないと、美味しい
肥料分のうちの一つ窒素は、そのままでは植物は吸収できず、
土壌微生物が分解した硝酸態窒素という状態で吸収されます。
これもまた必須養分なのですが、ためすぎると苦みやえぐみになります。
そして、人間の体内に入ると酸化力が強く、ヘモグロビンから酸素を奪います。
また、体内でタンパク質などと結合するとニトロアミンという発がん性物質になります。
まあ、極端な例だと思ってますので、大きく語ることではないと思いますがご参考まで。
いずれにせよ、苦み・えぐみ成分が少なくなるので、野菜本来の味が出ます。
なんぼでも食べれるような、すっきりした味わいです。
この方法であればだれでも美味しい野菜が作れるのが魅力ですね。
肥料をあげればもちろん旨いんですよ。
そのさじ加減が難しいので、思い切ってあげないほうが簡単とも言えますね☆
天然の鯛も養殖の鯛もおいしい!その美味しさがそれぞれ違うのとよく似ていますね。

と、結局こちゃごちゃ理屈っぽく書いてしまいましたが、
美味しくて安心、そして今求められている(と思っている)のでやっています。
00:02 自然栽培への思い | コメント(4) | トラックバック(0)

野菜セット一時休止のお知らせ

2014/01/22
大寒ですね!寒い!!
溝切りしていると、氷柱が立ってます

Red Rice 自然農園のお野菜もすっかり少なくなり、
収獲できるのは、大根と小松菜くらいになってきました。
去年もこの時期で終わってしまったので、もっと伸ばすのが課題ですね!

ということで、申し訳ないのですが、野菜セットの販売は一時休止します。
次回は5月中旬頃より再開します。
また、よろしくお願いします。

今春は、野菜スイーツ・野菜パウダーの製造もやっていきます!
また、地元飲食店さんとのコラボや、皆様へ野菜をお送りする新しい試みにも参加予定です。
詳しいことが決まりましたら、順次報告しますね。
とにかく、きちんと栽培できるようになる!これが命題です☆
06:00 販売 | コメント(0) | トラックバック(0)

2014年春夏作付品目

2014/01/17
今日も溝を切ってきましたよー!
みぞれも降る中、額からは大粒の汗が・・・
いやー、溝切は冬場に限りますなー。夏にやったら倒れます
やりすぎて、ひじと手首が痛いです湿布で治療中 

ところで、当園の春夏野菜、作付予定をご紹介です。
去年の実績も踏まえ、作目を絞って、中品種中量でいく!
・・・つもりが、なんやかんやで30品目。
うーむ、まだ定まってませんなー。
今年は圃場も増えるので、やっぱりいろいろやってみなくては傾向が分からないので。
ま、ともかく発表です。

  収獲開始予定月
 5月下旬~6月
・レタス
・ラディッシュ
・ルッコラ
・赤からし菜
・わさび菜
・小松菜
・ソラマメ
・エンドウ
・おかひじき
・おかのり

6月下旬~7月上旬
・じゃがいも
・ズッキーニ
・インゲン

7月中旬~下旬
・トマト
・ナス
・ピーマン、とうがらし
・オクラ
・つるむらさき
・モロヘイヤ
・空芯菜

8月
・ゴーヤ
・しそ
・きゅうり
・トウモロコシ
・かぼちゃ

9月
・枝豆

10月
・サツマイモ

11月
・お米
・サトイモ
・ネギ

とまあ、こんな感じです。
きゅうりとトウモロコシはやめてもよかったんですが、(去年が散々)
もー1回チャレンジです!!
種代だけで5万OVER。 (サツマイモ以外はすべて種から育てます
なんとしても頑張らねばー 
無肥料・無農薬の自然栽培野菜とお米!
よかったらご賞味ください

23:49 作付品種 | コメント(3) | トラックバック(0)

溝切り

2014/01/15
最近は、あんまり写真が出てきませんよね。
ちゃんと仕事してるのかって?!
やってますよー。
今日も溝掘りをたっぷりと。
たぶん100mくらい掘ったのでは。
ここは、ラインも曲がっていたので直線に修正しながら深堀り。
IMGP1740.jpg

今年は土壌の状態をよくして(排水性をよくして空気層の多い土)
根がきちんと張れるようにしたいので。

溝を掘る研修はなかったので、これは田んぼを畑にする独特の作業ですね。
この溝の中にも草が生えるんですよ。その草刈が曲者。
ほっておくと、どこが溝が分からなくなり、落とし穴状態に。
とっても危険なのです。
なので、アクセスしやすいように、スコップ分の幅はとってあります。

ハウスの横も溝を掘りました。
IMGP1739.jpg

この横にもう一棟建てることにしました。
今月末ころに届く予定。
やっぱり、冬野菜はハウスがないと状況対応が難しいので。
毎年1棟ずつ建てようかな。

23:58 作業日報 | コメント(2) | トラックバック(0)

市産市消フェアー

2014/01/13
う~ぶるぶる冷えますねー。
1月に入って平均最低気温は-1℃です。野菜も凍ってます。
なかなか収獲タイミングが難しいです。
凍ったまま、大根などを収穫すると、黒くなってしまうんです。
凍っているときは、土壌から水分を吸えず、その状態で引っこ抜くとおかしくなるようです。

そんなこともありますが話は変わって、ここ木津川市の農産物フェアーが今月開催されています。
京都駅前の新・都ホテルの「プレジール」さんで、木津川市の野菜を使った
ディナーバイキングが食べれるんです。
そして、うちの野菜もすこーし出ております。
うちから出たのは、赤からしなと赤フリルレタス。
どっちも少しずつなので、メインディッシュではありませんが。
その紹介をみつけました。こちら
今週まで使われるそうなので、一度行ってみたいなーと思ってます。
(フェアーは今月末までです)
22:50 販売 | コメント(0) | トラックバック(0)

サブソイラーで土壌改良

2014/01/10
雨やら、みぞれや雪でお祭り状態の京都です。
今朝は薄ら雪景色でした。

先日の新年1発目のお仕事は、サブソイラーによる土壌改良作業
春夏野菜に向けて、9月に水没した圃場の復旧も含めてやりました。
サブソイラーとは、土壌30~40㎝まで切り込みを入れる道具です。
排水性や通気性の向上を図り、好気性の土壌微生物を活性化を狙ってます。
また、ロータリー耕運などでできた耕盤を破砕し、植物の根が張りやすいようにします。(心土破砕)
作土の下の土を心土といい、その間にできる硬い地盤を耕盤といいます。

前回よりも深く入れることができたと思います。
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立派な圃場になって頂戴!
肥料は化学肥料・有機肥料を問わず使わないので、土壌微生物頼りなんです。
いかに、働いてもらうかを手助けするのが、ボクらの仕事です。

いつも散歩中に声をかけてくださるご夫婦の奥さんに言われました。
「肥料を使わないという意味がまだわからないのよ」と。
なかなか、固定概念を変える説明が難しいんですよネー。理屈っぽくなってもアカンですし。
まだまだ高めなければ。人に伝える力も。
22:59 作業日報 | コメント(4) | トラックバック(0)

作付計画とおせち

2014/01/08
きのうとうってかわって今日は雨

こんな日はまだ途中だった春夏の栽培計画の話し合いを。

いつもの喫茶店へGO !


トレーやポットへの土づめはいついつまでにいくつ必要なのか、とか

つめていくと畑のレイアウトを変更しなければいけなかったり。。

気付けば12:20ではあ~りませんか(いつも長居してすみません。)

計画を練っても生育や天候次第で予定通りにはいかないんですけどね☆

それでもこれが農家の醍醐味なんでしょうか。いかにうまくやれるかどうか



写真は元旦に撮ったお雑煮とおせちです

CIMG8156.jpg


実家の雑煮はしょうゆベースなんですけど白みそ仕立てで

下には玄米もちが入ってます。


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手前の『くりきんとん』は自家製安納芋に頂いたくりの渋皮煮入り

おせちの一部は31日まで準備できず元旦までかかりました。。


ブログも去年より書けるようがんばります よめ



22:12 マクロビオティック料理 | コメント(2) | トラックバック(0)

始動開始

2014/01/06
どーも、ご無沙汰していました。
ヨメさんの実家に帰って、ゆっくりさせてもらっていました。
まとまって休みが取れるのは、正月くらいなんですよねー。
明日より本格始動です!

久しぶりに、同志とも会っていろいろ話すことができて、
楽しかったし、刺激をいただきました。
思ったのは、どこにいても、みんな同じだし、やることも、考えることもよく似ている。
頑張ってる人は頑張ってるんだなと!
自分も元気をもらったので、ますます頑張るよ!

年頭に書初めした一文字は「高」
技術力、見識を高め、
生産性、安定性を高め、
収入、行動力を高めたい。
それが今年の抱負です。

ハウスを点検したら、大和真菜がそこそこ大きくなってきました。
そろそろ出荷できそうですねー。
無肥料・無農薬、自然栽培の大和真菜、おいしそう
ちなみに、大和真菜は漬菜の一種で、奈良県の伝統野菜です。
かなり昔から食べられており、古事記にも出てくるのだとか。
柔らかくて、甘味があるのが特徴。霜にあたるとより甘味が増すという、
期間限定の葉物です

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23:13 作業日報 | コメント(0) | トラックバック(0)

新年あけましておめでとうございます。

2014/01/01
明けましておめでとうございます!

年内中に書くつもりでしたが、紅白やら、ダウンタウンを観ていたらすっかり明けてました

まずは、昨年一年、いろいろお世話になりました。
振り返ると、退職、引っ越し、新規就農、農地確保、販路開拓、栽培育成、台風水害と、
目の回るような一年でしたが、みなさんの応援のおかげで様で乗り切ることができました。
ありがとうございます。

この経験を踏まえ、今年はますます、成長したいと思います。

というわけで、起きたら初詣と恒例の書初め!
一年の計は元旦にあり!(去年も書いたなー)
字はもう決めてます。

00:43 日常 | コメント(2) | トラックバック(0)
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